3/08/2014

マジックバー・サプライズのPVの今昔

私がレギュラーで出演している赤坂見附のマジックバー・サプライズのプロモーションビデオを新しくしました。今後はビルの入り口の看板に流す動画などもエンコード済み次第、この新しいバージョンを使う予定です。
私、マジシャンや店舗、マジック商品のプロモーションビデオ制作の仕事もしておりますが、ここ数年で編集環境や撮影の道具もかなり変更しました。それによる大きな変化は画の質が向上したために、エフェクトを付けて賑やかすことをしなくても画そのものが以前より力を持つようになった点でしょうか。
サプライズのオープン時に使っていたムービーは私に動画の撮影や制作の時間的余裕がなかったこともあり、業者にお願いしました。と言っても動画制作専門の業者ではなくてサイト検索周りのサービスの会社のオプションサービス的な位置づけのものだったかと。こちらですがご覧になった方もいらっしゃると思います。



しばらくこの動画を使っていましたが、少し気になる部分もあったので素材をいただいて編集を私がやり直してみたのがこちら。


基本的に使っている素材は一緒です。店内のカットでどうしても足りない部分だけ追加で撮ったんだったと思います。
その後、完全に作り直して、それが今のサイトのトップや店頭の看板に流れています。(2014年3月現在)
長いことこの動画を使って来ましたが、そろそろ古くなってきた・・・というか私が飽きてきたのと、制作環境が向上したので重い腰を上げて作り直すことにしたのが今回です。環境が向上したと言ってもそれはイコール楽してより良いものが出来るようになったなどということは全くなく、むしろ、手間が増えることが多いです。色々と設定出来る箇所が増えたりデリケートになった分、気を遣うことが増えるので。



この動画、大まかな流れを作ってからも細かな修正を繰り返してまして、もう、その修正の細かさと行ったらどうせ誰も気付かないんじゃないの? ってレベルのものもあるのですが、一度気になってしまうと直したくなってしまうので仕方ありません。そのあたりはまた別の機会に書いてみます。
さて、この動画内で各マジシャンが演技をしているカットがありますが、これ、撮影時には(龍生さんを除いて)お客さん、誰もいないんです。お客さんがいるかのごとく動いて話して、と言ってみんなに動いてもらいました。
こういうとき、コツは出来るだけ声を通常の演技の時と同じように出して、本当に演技をしてしまうことです。音はどうせ使わないからと小さい声にしてしまったり、演技と関係ないことを話したりすると、やはりいつもの演技の感じがなかなか出ません。そして、お客さんがどのあたりにいるという意識を作っておくと視線が下がりにくくなります。もちろん、実際の演技の時と同じテンションを作るのは難しいのですがこれを意識するだけでもかなり違います。
あ〜、私の場合、普段の練習でも最後の仕上げはセリフを声を出して、「このあたりにお客さんがいる」つもりで実際に動く練習をするのが癖になっていますし、マジックの演出用のビデオを撮るためにカメラに向かって話して自分撮りをすることもやっていたので、こういう撮影は有利だったかもしれません。

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