5/13/2014

デジタルガジェットの転ばぬ先の杖

ネットのニュースで海外旅行でなくしたデジカメが拾った人の尽力によって手元に戻ってきたという話を見ることがある。今やFacebookには拾ったカメラの所有者をさがすためのコミュニティすら存在している。
普段外に持ち出すものほどなくす可能性も高いわけで自分の場合で考えるとやはりデジカメとスマートフォンの2つが大きさ、持ち出す頻度、中のデータの重要度から、もしものときのための措置をとっておく必要がありそうだ。
コンピュータ、スマートフォン、デジカメ内のデータは大きく3つに分けることが出来る。1つはなくしても簡単に(手間の大小ではなくてオリジナルの有無からの視点で)復旧できるもので、インストールディスクを持っているアプリケーションや素材集などがこれにあたる。
2つ目はオリジナルは手元にないが頑張ったら同じ(ような)ものが再度作れるデータ。または作品の作業ファイル。中には二度と作る気が起きないほど手間をかけたものもあるが、手間と重要度が共に大きいものは別にバックアップとをっておけば良いし、どうやって作ったかを忘れるほど昔に作ったファイルで、最近は全く触っていないなら、きっと今後も使う機会は滅多にないだろうと考えて紛失した際にはきれいさっぱり諦める。
3つ目はこれが一番なくすと困るのだけどデジカメ撮影したデータなど一期一会のもの。出先から家に戻ればデータのバックアップは取れるが問題は持ち出している間に紛失した場合のまだバックアップを取っていない写真達。
と考えるとスマートフォンのアドレス帳や写真データなどは、私はAndoroid機を使っているのでアドレス帳やメールデータは全てGoogleアカウントに結びついてサーバーに保存されている。実際、新しいスマートフォンを使い始めてもGoogleアカウントを設定するだけど見る見る間にメールやアドレス帳のデータが空から降ってきて自分仕様になっていくのでこの点はあまり心配がない。電話を紛失したときにはSIMを止めて、再発行手続きをして新たなSIMを別の端末に入れGoogleアカウントを設定すれば自分の環境は再現できるはず。スマートフォンのカメラで撮影した写真は撮影後にDropBoxに自動アップロードするように設定しているので意識せずとも写真のバックアップはとってあることになる。
問題はなくした方の電話。ここには中に色々な情報が入っている。が、今のAndroid端末はコンピュータからGoogle Playに自分のアカウントでサインインすると自分の端末の操作が出来るようになっている。自分の端末の大体の位置も探せるし、着信音を最大音量で鳴らすことも出来る。またパスワードロックをかけたり最後の手段として初期化も出来る。ということは本体をなくすという精神的ダメージは大きいけれど実質的なダメージはかなり小さく抑えることが出来る(写真の地図はもっと拡大して場所を特定できます)。



さて、デジカメを落とした場合。メーカーのユーザー登録はしてあるので拾った人がシリアルナンバーから辿ってくれるような人だったら手元に戻ってくることもあるだろうが、そこに気付く人ばかりではないだろう。でも中のデータくらいは覗いてくれる人も多いと思うので、今年に入ってSDカードにこんな写真を入れておくことにした。



さて、なくした際にはどんな人からどんな連絡が来るだろうか。
なくすのが楽しみ♪

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