1/26/2015

イタリアンレストランCAROのビデオが出来るまで

以前に、作っているビデオのカットがなかなか気に入らなくて何度も撮り直しをした話は書きましたがやっと完成しました。イタリアンレストランCAROさんが2月に五周年を迎えると言うことでお店のプロモーションビデオを作っていたのですが作っている過程で色々気付きがあったり、完成したと思ったら直したい点を発見してしまい、また直す・・・の無限ループに入りかけたりで、後半の修正作業はもう私の自己満足の世界に入っていた感があり、度重なる追加撮影にスタッフの皆様を付き合わせてしまった形です。
何度も作り直したと言うことはお蔵入りになったバージョンがあるわけでその供養のためにここに一部をご紹介。

まず最初に見通しを立てるために、数点の素材を撮ってつないだのがこちら。
全体の流れは店内>調理シーン>料理の紹介にしようとこれを作りながら方針を立て、画の種類や構図もイメージが固まりました。冒頭の文字の出方は採用したものとは違うイメージがあったのですが手元の編集環境(FCP X)で実現する方法がわからずに別の方法を採用。今見るとこの動画でも案外形になってんじゃないの? と思ってしまいますが、まぁ、自分的にはあり合わせ感がそこここに感じます。
そして、このイメージに沿って欲しい画の具体像も出来たのでそれに沿って撮影して、曲も変えたのがこちら。
はい、反省点を挙げると、カメラを横に振るのはやってみたかったもののやはりイメージに合わない。あとワインを注ぐのは食事の前じゃ? とか。細かいところでは曲のスタートをもう少し遅らせた方が良さそうに感じたり、等々。で、直したのがこれ。
ほぼ完成、と思ったものの冒頭の看板のシーンのカメラの揺れが気になり録り直したり、また、41秒のところでミネストローネを皿に盛るシーンがあるのですが、もう少し構図としては寄って撮るべきだったと反省。さらに、シーンの切り替わりのタイミングを曲に合わせたいと感じたりして直したのがこちら。本当はこの間に4バージョンくらいあるのですがそこは割愛。
撮り直したミネストローネは49秒あたりから。あと冒頭の文字の出方、どうしてもイメージしていたとおりに作りたくてここだけAfter Effectsで作りました。
今度こそ完成、と思ったものの特に後半で料理が次々と出てくるところ、カットの切り替わりのタイミングを曲のリズムに合わせ過ぎていて、それと料理の構図がどれも似ていることとの相乗効果で動画のリズムが死んでしまいました。そこで、ここに来てシーンの順を大きく変更し、文字位置や幾つかのシーンの微調整をして遂に完成したのがこちらです。
本当に今度こそ完成。1月中に何とか間に合いました。

こちらのイタリアン(Facebookページもあります)、この地域って何故かイタリアンのお店が多いのですが一通り食べてみた結果、ここの料理の味、スタッフの方々の人柄が気に入ってしまい、美味しいものが食べたくなるとつい足を向けてしまうお店となりました。
みなさまも是非、お試し下さい。

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