12/19/2015

時間厳守のマジック 〜タイムキープの仕方〜

たまに、しっかりちゃんと働いているの?疑惑が上がります。毎日遊んでるだけなんじゃ?と。そこでたまには仕事の話。先日、立食パーティーで各テーブルを回ってクロースアップマジック(テーブルマジック)をご覧頂くという仕事をさせていただきました。
このような場合、一テーブル終わるごとに準備に戻ったり出来ませんから一々準備に手間を要しないもの、また、演技終了で速やかにテーブルを離れられるように構成を組むことなどを考えますが、テーブルごとの時間も大事な要素です。
大抵、パーティーで全体のタイムテーブルは決まってますから次のイベントに影響ないよう時間通りに終わることが要求されますし、各テーブル同じくらいの時間でないと不公平感が出てしまいます。最初で時間をかけすぎて最後の方のテーブルでは1演目だけさっと手早く、のようになってしまうのは避けたいところ。


私、結構、演技時間のタイムキープには自信があるのですが、今回は特に時間について何度も念を押されまして、そうなると却って心配になったりして、まぁ、それぞれのテーブルできっちり5分というのはお客様のリアクションも様々なので現実的には無理がありますが3テーブルで15分、それぞれの誤差30秒未満、なんていうのは可能だと思います。
タイムキープのために何をするかというと・・・と、勿体ぶっても特に秘密の方法があるわけでなく腕時計をします。はい。普段は腕時計をしていないのですがこういうときは一応念のため。そして演技の中に一箇所で良いのですが腕時計を見るポイントを作っておきます。袖を改めるときでも良いですし、トランプを一枚選んでもらって「私が後ろを向いている間に皆さんで表を確認して下さい」と言うタイミングでも良いです。但し各テーブルで同じタイミングにしておく方が自分に混乱が生じづらいと思います。
慣れている演目であれば大体同じ経過時間を指していますからそのままのペースで演じれば良いという目安になりますし、少しずれていれば調整をすれば良いわけです。どう調整するかはそれだけで長くなってしまうのでみなさまお好みの方法で。
唯一、危険なのは最初に割り算を間違えたとき。全体時間÷テーブル数を間違えるというね。罠は常に思わぬ所にあり。

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