4/07/2016

The Force Awakens: フォースの覚醒 Blu-rayが届いた

スター・ウォーズ フォースの覚醒のBlu-rayリリースはアメリカは4月5日なのですが日本はほぼ一ヶ月後の5月4日でして、一ヶ月待てないと思った私は迷うことなく米アマゾンに予約を入れておいたのですが、今回は配送方法を奮発してPriority Shippingを選択。というのは以前にSkyfallを米Amazonで購入した際に、このときも日本のリリースより先に欲しかったのですが、まさかの一ヶ月以上待ち。待っている間に日本でリリースされるという自体を経験し、流石に今回はそれは避けたいし、まぁスター・ウォーズだしってことでほぼ商品と同額の送料を払って購入しました。
アマゾンから発送された際には到着予定日は4月8日となってましたが(オーダー時には4月16日くらいが表示されてたと思います)、これは遅くともここには届くという日でして結果的には4月6日の19時には手元に届いてました。発送からほぼ40時間後です。早い。




さっそく視聴してみました。オープニングタイトルを観て思ったのが、劇場よりも反射型液晶を使ったプロジェクターで観る方がコントラストはもはや良いのかもしれないと言うこと。と言うのはこの映画を劇場で観たとき、オープニングの星の輝き具合がとても平坦に感じられて「あれ? 今回手を抜いた?」と思ったんです。エピソード3を劇場で観て以降、スター・ウォーズは家のプロジェクターでしか観てないのでそこが基準になってまして、で、今回家の環境で観たら星の輝きが暗めなものから明るいものまで差があるものが散りばめられてるのがちゃんとわかりました。とは言っても劇場の方がスクリーンの圧倒的な大きさ、音などを考えれば圧倒的に良い環境です。
内容についてはここで語る必要ないでしょう。ディスクのクオリティに関しては画質・音質ともに高レベル。サウンドデザインは露骨にサラウンド側に音を回すタイプではありませんが、室内なのか屋外なのかの空気感はもちろん、シーンに応じた雰囲気の演出、要所要所で切れの良い移動感を存分に楽しめると思います。サウンドデザインにはちゃんとBen Burttがクレジットされてます。彼はベイダーの呼吸音やらライトセイバーの音を創った初期からのメンバー。あ、Gary Rydstromの名前もありました。彼の名前を覚えたのはターミネーター2ですから彼もかなり長い。音と言えばミレニアム・ファルコンやタイ・ファイター、X-ウィングにはそれぞれ固有の音が創られていて、だから今作を最初に観たときもそれぞれの初登場シーンで目だけでなく耳でも「そうそう、これこれ」と思えるのです(<一部の人には)。
一点、残念なポイントはエンドクレジットでクレジット表記が増えたのか(<わかりませんでした)、曲が特別編にみられるように無理矢理な引き延ばし編集をされていたこと。もともとの曲を途中で二つに割って間に足しています。サントラを聴いて耳が覚えてしまっているのでここはすこし気持ち悪い。


さて、特典映像は別ディスクになっています。内容は
Secrets Of The Force Awakens: A Cinematic Journey
制作ドキュメンタリーです。レイを演じたデイジー・リドリーやフィン役のジョン・ボイエガのオーディション風景が見られます。

The Story Awakens: The Table Read
監督やキャスト達が台本読みのために一同に会した際の様子

Crafting Creatures
クリーチャーの制作や撮影過程の紹介

Building BB-8
あの可愛さから誰もが目に入れても痛くないと思ったであろうBB-8の制作について

Blueprint Of A Battle: The Snow Fight
レイとカイロ・レンの最後の戦いのシーンの制作過程の紹介。あの場所はロケなの? セットなの?って話から

ILM: The Visual Magic Of The Force
もはやSFX制作の老舗。ILMについて

John Williams: The Seventh Symphony
ジョン・ウィリアムズのインタビューや指揮をしている姿が見られます

Deleted Scenes
削除シーン。ネタバレにならないよう内容は割愛しますが気になる方はこちらのリンクをどうぞ(外部)。http://www.wired.com/2016/04/force-awakens-deleted-scenes/

Force for Change
Force for Change の紹介ビデオ

以上です。特典映像にも英語字幕が入ってますから英語を聞くのはきついけど読めればわかる、と言う方は日本リリースを待ちきれない場合はアメリカ版に行っちゃっても良いのではないかと。