4/22/2018

指を鳴らすとあなたのカードが上にあがってきます、を英語で言うと

YouTubeチャンネルにマジックに使う英語表現の解説をアップし始めて8本目で停滞していました。今年の花粉の猛威にやられてたわけですが、やっとその季節も終わり9本目をアップしました。ブログタイトルにもあるとおり、「指を鳴らすと、あなたのカードが上にあがってきます」を英語で言うとどうなるか、です。
動画でも解説していますが冒頭のWhen Iの部分をパンと一気に言ってすぐに動詞のsnapに移ると、日本語で演技しているときと感覚が大きくずれることがないと思います。英語を話すときの不自由感の最も大きな原因は、どう言っていいのかわからないという語彙と表現力の限界点が母語より低いことにありますが、すでに言い方がわかっている文に関しても、なんだか馴染んでない感を持つ場合があると思います。これは1つは発音の問題で、日本語であれば意識しないでも全ての音が出せるのに対し、英語だと意識しながら正しい音を出している、というときにはここがネックになります。音は相手に伝わる音さえ出るようになれば、話しているときに過剰に音の出し方をいちいち気にする必要はないでしょう。もう1つはスピードの問題。日本語でも考えながら話すときは速度はゆっくりであり、思考と口から出る言葉が大体一致しますが、スラスラとあまり熟考する必要なく話している場合は気持ちは若干、口をついている言葉より先にあります。例えば「昨日友達と一緒に映画を観てきたんだけど・・・」と言うとき、「昨日」と言っているときにはすでに意識は「友達と」にあり「友達と」を言い始めたときにはすでに意識は「映画を観てきた」にある、という感じです。英語を話すときにこうならずに、発している言葉に気持ちがぴったり乗ってしまうと速度に対するもどかしさが生じます。・・・とおととい思いついたことをあたかも前から考えていたことのように書いてみました。
さて、後半部分の「カードが上にあがってきます」は現在形なのか、それとも未来のこととしてbe going toやwillを使うのか? についてはそれぞれ若干ニュアンスが異なるものの(動画で少し解説しています)、どれでも言いやすいやつで良いのではないかと思います。

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